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相澤先生のニキビコラム

ニキビコラム

Dr.相澤勉強日誌

ニキビQ&A

相澤先生のニキビコラム Acnes Column

気になるけど、意外と知らないニキビのこと。
日本で唯一のニキビ専門家である相澤先生に、ニキビについてお話しいただきました。
「ニキビコラム」「Dr.相澤勉強日誌」「ニキビQ&A」の豪華3本立てでお送りします。

ニキビQ&A

暑い季節になると、胸元、背中にもニキビができてしまいます。
きちんとケアをすればできにくい体になりますか? 

背中や胸元のニキビに悩んでいる方も多いようです。
基本的に胸や背中にできるニキビも、顔にできるニキビと同様に考えます。
つまり、胸や背中においても皮脂の分泌が旺盛に行われていることがおもな原因と考えられます。根本をたどると、それはストレスによるホルモンバランスの乱れにより皮脂が過剰に分泌していたり、乾燥による角質層の肥厚により皮脂詰まりからニキビが発症していたり、毛穴の汚れが原因でアクネ菌が過剰に繁殖していたり…。また、入浴時のシャンプーやリンス、トリートメントと言った洗剤の洗い残しが背中の皮脂分泌の多い毛穴に入り込み汚れとなって蓄積され、ニキビができている場合などもあります。まずは、自分のニキビの原因を見つけ、その対処法で、ニキビのできにくい体にすることがきるはずです。

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どうして大人の女性のニキビはあごや首に多いのでしょうか?

昔から、大人になるとあごや首などの顔の下方にニキビが出来ると言う現象は、世界中の皮膚科医が知っていました。しかし、ほお杖をつく、マフラーが触るから、セーターが首に触れるから、化粧が落ちにくく残るからだろうと、誰もが疑問に思わずそのような説が正しいとされていました。
私はそのような説は絶対におかしいと思っていましたが、納得のいく答えが自分なりに得られず、1年位考えていました。そんなある日、たまたま立ち寄った本屋でテニスジャーナルの表紙に写った某テニスプレーヤーを見て、ひらめきました。『何だ!ひげが女性のニキビが出来る部位と一致しているではないか』と! 
そして1990年、おとなのニキビのできる部位が男性のひげの部位に一致すると世界で初めて明言した皮膚科医になりました。それが、現在の治療にも役立っています。

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ニキビ跡にならないために気をつけなくてはいけないことを教えてください。

一番大切なのは、早めのケアです。ニキビができた場合は、できるだけ刺激を与えず、衛生的に保つことが肝心です。ニキビ専用のスキンケアを使うこともその対策のひとつとして取り入れてみてもよいでしょう。また、ニキビが複数ででき始めた場合は、ひどくなる前に治療を受けるのがベストです。ニキビが進行して皮膚の深いところまで届いてしまうと、クレーターのような跡が残ってしまいます。ここまで進んだ場合は、ケミカルピーリングなどの美容医療などに頼らざるをえなくなります。

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スキンケアでニキビがかなりよくなってきましたが、やっぱりメイクはしない方がいいですか?

もともと、皮膚科の医師が「ニキビにメイクは絶対にダメ」と言っていましたが、私はそうは思っていません。適切な使い方をすれば、メイクをしても大丈夫だと考えます。とくに女性の場合、ニキビのできた顔を大きなマスクで隠し続けること自体がストレスになると考えています。しかも、女性ですから、「キレイになりたい」「ニキビができていてもメイクを楽しみたい」はずです。そんなニキビに悩む女性たちの声に応えるために、ニキビができていても安心してお使いいただけるファンデーションを開発中です! ニキビの基本である、洗顔、保湿をしても、ファンデーションで肌にダメージを与えてしまっては本末転倒です。もうすぐ、みなさんにご紹介できると思いますので、もう少しお待ちください!

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「顔ダニがニキビの原因になるって聞いたよ?」と友人に言われたことがあって、
すごく怖くなりました。そんなことってあるんですか?

顔ダニというのは、97%の人の頭部の毛根や皮脂腺に寄生する毛包虫、毛嚢虫のことをいいます。
とてもポピュラーなダニで、哺乳類の皮膚の様々な分泌腺に寄生し、人には顔へ寄生することが一般的なために、通称「顔ダニ」と呼ばれることがあるのです。そもそも、この顔ダニそのものは無害です。インターネットでは、顔ダニの大量繁殖で死骸などが毛穴に詰まってニキビができやすくなる…、などという内容で紹介してあるようですが、これらは真っ赤なウソです。顔にステロイド外用剤を長期に外用していて、免疫力が落ちている場合、顔ダニニキビが発生するケースはありますが、まれなケースです。洗顔をしなければ、皮脂汚れやホコリなどが肌に残り、肌が不衛生になることは当たり前で、ニキビなどの吹き出物ができやすくなりそうであることは、誰でも想像できることです。顔ダニがニキビの原因だからと必死で洗顔することの方が、刺激が強くなりそうで心配です。それよりもストレスを軽減するように生活を見直すことをおすすめします。

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生理前にニキビができやすい気がします。なぜですか?

この事実が、まさに「ニキビとホルモンの関係」を裏付けています。実際に、生理前にニキビが悪化するという患者さんは多いのです。けれども、残念ながら現時点では、増悪機序がわからないのです。黄体ホルモンが関係しているなどという安易な理論が女性誌にたくさんはびこっていますが、これは全くの間違いです。私はこの説にずっと前から疑問にもっています。黄体ホルモン入りの外用クリームを用いた経験もありますが、ニキビの赤みが良くなった方もいます。また、一説では生理前の身体的、精神的な変調がおこる月経前症候群はほとんどの女性が経験しており、こうした変調でストレスを感じ、ニキビに影響を及ぼしているともいわれています。ですから、答えは「ホルモンと関係があるから」というところに留まり、突き詰めると「不明」というのが正確な答えになります。これが解明できればニキビ治療はさらに進化するはずです。

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ニキビは同じところに繰り返しできるのでしょうか?

その傾向が強いようです。ニキビが治ったように見えても、ニキビができていた部分の抵抗力は低下しているはずです。ニキビは表面だけのものではなく、その内部に原因があるため、根本の治療が行われていないと、肌のターンオーバーがスムーズに行われず皮脂の分泌が過剰になって、再び毛穴がつまり、ニキビを発症することもあるのです。
その他、適切な治療やケアを行っていなければ、毛穴の奥にアクネ菌が多く残ったままで、それが繁殖して再発する場合もあります。いずれにしても、ニキビには時間をかけて地道な治療やケアを行う必要があります。再発を繰り返すようであれば、一度皮膚科で相談した方がよいかもしれません。

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ニキビは遺伝するといわれました。ホントですか?

医学的、科学的にきちんとしたデータがあるわけではありませんが、両親がニキビになりやすい肌質だった方の子どもは、かなりの確率でニキビに悩むといわれています。それは、肌質というものは基本遺伝によるものが大きいからです。ただ、ニキビの原因はひとつではなく複雑なので、食生活、睡眠などの生活環境からくる後天的要素が、ニキビに影響を与えていることもあります。

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